今シーズンぶっちぎりで首位を独走している阪神タイガース。
基本的には去年までとメンバーがそこまで変わらないものの、藤川球児監督になり、使われなくなった選手も多いです。
7月末の期限内にドリス投手やハートウィグ選手を補強したことで、選手枠が70人となり、今シーズン限りで戦力外になる選手が7、8名は出てきそうです。
いったい誰が阪神で戦力外になるのか予想してみました。
阪神タイガース戦力外候補予想2025
ゲラ(29)
昨年守護神として活躍したゲラ選手ですが、今シーズン1軍でわずか6試合に登板しただけでまったく出番がない状況。
ネルソン選手の台頭やドリス選手、ハートウィグ選手の獲得により、後半戦もこのまま出番がなさそうです。
年俸3億円ということもあり、今シーズン限りで放出される可能性は高いでしょう。
一方で、出番さえあれば、まだ活躍出来る可能性があるので、年俸を大幅に下げると、中継ぎ、抑えが不足している他球団からオファーはあるかもしれません。
畠世周(31)
現役ドラフトで巨人から今年入団した畠選手。
佐藤輝明選手の近大の先輩ということもあり、入団当初は話題になりましたが、シーズン始まって以降、1試合も登板がなく、ファームでもボロボロの状況。
阪神は若い投手が多いので、年齢的にも戦力外になってもおかしくない状況。
ただし、タイガースの場合、余程のことがない限り、移籍してきた選手はたった1年では切らない傾向にあるので、もう1年様子見る可能性はあると思います。
長坂拳弥(31)
9年目の今シーズン1軍で試合出場がなく、ファームでも結果を残せてない状況
坂本、梅野、榮田、中川と阪神はキャッチャーが豊富にいるのと坂本と同世代の31歳という年齢を考えると危ない状況。
人望があるだけに阪神タイガースアカデミーのコーチ等、球団スタッフのオファーはありそうです。
楠本泰史(30)
横浜DeNAベイスターズを戦力外になり、今シーズン阪神に移籍してきた楠本選手。
入団会見では大阪出身で根っからの阪神ファンということで阪神ファンの心を掴み。左の代打の切り札として期待されていました。
しかしながら、今シーズン1軍では10打数0安打と結果がまったく出ず、かなり厳しい状況。
2軍では3割打っているのと前川選手の不調によりレフトのポジションが空いているだけにもう1度ぐらい1軍昇格して欲しいところですが、阪神は若い選手が多いだけになかなか難しいかもしれません。
代打ではなくスタメンで1度3打席、4打席与えて欲しいですね。
小野寺暖(27)
2023年規定打席未満ながら打率357と結果を残し、勝負強い打撃で有名になった小野寺選手。
昨シーズンは終盤戦で1軍昇格し、アピールしたものの、今シーズンは故障もあり1軍でまったく出番がない状況。
阪神の外野手は飽和状態だけに今シーズン限りもあり得ます。
長打はないものの、まだ27歳と若くポテンシャルはある選手なので、他球団でどこか獲って欲しいところです。
原口文仁(33)
スタメンでの出場機会を求めてFA宣言するもオファーがなく阪神に残留。
タイガースに残留したものの、未だ無安打で今シーズンはほぼファーム暮らしの状況が続いており、藤川監督の構想に入っていない状況。
今季単年契約で残留しただけに戦力外というか自由契約になって他球団移籍もあり得ます
FA宣言しなかったらこういうことになっていなかった可能性も高いと思うので、FA宣言しなかった方が良かったかもしれません。
阪神タイガース戦力外候補予想まとめ
- 新外国人選手を補強したことで出場機会が失われるゲラ投手、キャッチャーとして出番がなく31歳で年齢的にも厳しい長坂捕手、一昨年活躍したものの今シーズン1軍でまったく出番のない小野寺選手、現役ドラフトで加入の畠投手、ベイスターズを戦力外になり移籍してきた楠本選手らが戦力外候補
- 原口選手も今シーズン未だ無安打でファーム暮らしが続いており、自由契約になって他球団移籍は考えられる
以上、阪神タイガースの戦力外候補の選手を予想してみました。
ネット上では西勇輝投手の名前も上がっていますが、もう1年契約が残っていることもあり、今シーズンの戦力外はないでしょう。