2024年12月1日(日)に福岡国際マラソンが開催されます。
毎年12月の第一日曜日に開催されるこの大会ですが、今年は例年より早い開催となりました。
注目したいのが、いったい誰が優勝するのか?というところ。
そこで、福岡国際マラソン2024の優勝候補を予想してみました!
福岡国際マラソン2024優勝候補予想!
●其田健也選手
自己ベスト2時間5分59秒を持つトップランナー。
フルマラソンはスピード化の時代に突入しているので、ある程度のタイムを持っていないと勝負にならないと思います。
JR東日本の其田健也選手は学生時代から注目選手であり、駒澤大学の出身で箱根駅伝には3回も出走し、箱根駅伝では気温が上がり長丁場の9区10区で存在感を発揮。
2023年の世界陸上ブダペストのマラソン代表にも選ばれた実力者です。
箱根駅伝から世界陸上までこれまで国内外の大会で大崩れすることがなく、常に安定したいい成績をキープしてきたことから、大舞台での経験値が他の選手に比べて圧倒的に豊富です。
福岡国際マラソンのコースは平坦でスピードが出やすい設計になっており、其田選手のスピードと、ペース配分、持久力が最大限に発揮される大会になると考えられるので優勝候補筆頭のランナー。
プレッシャーのかかる局面でも冷静に対応できる力が秀でているので、其田健也選手が一歩リードしている気がします。
●西山和弥選手(トヨタ自動車)
2023年の世界選手権に出場した実力を持つ選手で、フルマラソンにおいて非常に強い力を持っていると思います。彼の過去のレースでは安定した成績を残し、特にスピードと持久力を兼ね備えた走りが特徴。
ペース配分がうまく、レース後半で力を発揮することができるため、終盤での逆転に期待が持てそうです。
今回の福岡国際マラソンのコースは平坦なところが多く、西山選手のスピードを活かせすことが出来るし、長所を生かせるレースになる可能性が高いと思います。
●西山雄介選手(トヨタ自動車)
其田選手と同じく駒澤大学の出身で箱根駅伝には4回出場しています。
箱根駅伝のみならず、出雲駅伝や全日本大学駅伝といった試合にも何度も出走し、故障や調子の波が少ない選手としても知られています。
大学時代は同級生の中谷圭佑選手の陰に隠れた存在でしたが、大学卒業後はトラック、ロードで大きく記録を伸ばし、日本を代表するランナーに成長。
2022年のオレゴン世界選手権に出場した経験を持つほか、2023年の東京マラソンでは2時間6分31秒の自己ベストを記録し、一気に福岡で覚醒する可能性は高いと思っています。
●吉田祐也(GMOアスリーツ)
青山学院大学時代から箱根駅伝など大きな大会に強い選手で2020年には一般枠から参加して福岡国際マラソンで初優勝。
タイム的にも安定していますし、吉田選手も2時間6分台の記録を持っていて、福岡で1度優勝経験があることから、勝負所もわかっているので大きなアドバンテージになると思います。
福岡国際マラソン2024優勝候補まとめ
其田選手、西山和弥選手、西山雄介選手、吉田選手の4人が福岡国際マラソンの優勝候補として他の選手を一歩リードしていると思います。
注目されている理由は、全員もフルマラソンでの実力が高く、レース中のペース配分や戦略に長けているからです。
また、これまでに大きな大会で好成績を収めており、今回の福岡でもその力を発揮するこが出来るんじゃないかと。
この中で最も優勝に近い選手を1人挙げるとすると、福岡国際マラソン2024優勝予想は、其田健也選手になるんじゃないかと私は予想しました。
というのも、2時間06分30秒を切ることで、東京世界陸上2025の代表に内定されるのですが、現時点で自己ベストでそのタイムを切っている出場選手は、日本人では其田健也選手(JR東日本)だけなんですね。
福岡国際マラソンは世界中から強いランナーが集まる大会で、来年の東京世界選手権に向けて大きな一歩を踏み出すチャンスとなるレースになります。
誰が優勝するのか、非常に楽しみですね。