福岡ソフトバンクホークスの甲斐拓也選手がFAで巨人に移籍することが決定しました。
甲斐選手は九州出身でホークスのスター選手だけに引退後の生活などを考えると残留するのはないか?と言われていましたが、まさかのジャイアンツに移籍。
甲斐選手は年俸ランクBの選手の為に、人的補償が発生し、巨人からプロテクトに漏れた選手がホークスに移籍しないといけません。
いったい誰が人的補償で巨人からソフトバンクに移籍するのでしょうか?
甲斐拓也人的補償予想!巨人からソフトバンクに移籍するのは誰?
小林誠司(35)
甲斐が加入したことで巨人の捕手は飽和状態。
一方、ソフトバンクは不動の正捕手甲斐の穴を埋める人材は海野隆司、谷川原健太、嶺井博希らがいますが、いずれも決め手に欠きます。
そこで人的補償候補として名前が挙がるのが、やはり小林誠司。
甲斐拓也同様守備型の捕手です。
今シーズンは菅野智之専属捕手として出場機会を増やしましたが、頼りの菅野がオリオールズ移籍。
巨人には盗塁阻止率12球団トップの岸田行倫や有望株の山瀬慎之助がおり、小林がプロテクトに漏れる可能性があります。
ソフトバンク側から考えても小林なら甲斐クラスの強肩。
阪神の梅野と坂本のように海野と小林誠司を正捕手として順番に回せば、甲斐の穴は最小限で済むのでは。小林にしても巨人にいるよりは出番があるでしょう。
若林楽人(26)
プロ入りは西武ライオンズで、ルーキーイヤーは俊足を活かして44試合の出場で20盗塁を決めるなど、新人王間違いなしかと思われる活躍を見せていたものの、大けがに見舞われ離脱してしまいました。
以後、なかなか輝きを取り戻すことができずもがき苦しんでいましたが、今季は1軍で4本塁打を放つなど復活の兆しを見せました。
シーズン途中で巨人に移籍してからも、外野守備でスーパープレイを披露したり、一時的にチームに貢献しました。
守備、走力ともに持っているセンスは桁違いですし、パ・リーグに在籍経験があることから若林選手のポテンシャルに懸けて、ソフトバンクが獲得する可能性はあると思います。
又木鉄平(25)
大卒社会人としてプロ入りし、即戦力として期待されたものの、今季は3登板で防御率6.10と大苦戦、ファームではそこそこのピッチングを披露するも、1軍でのチャンスは限られていました。
しかし、デビュー戦となった6月1日の西武線では、6回無失点と好投を披露しており、パ・リーグの方が輝ける投手であるという可能性もあります。
貴重な左腕投手であることも加味して、ソフトバンクが興味を示す可能性は高いと思います。
横川凱(24)
巨人は今年現役ドラフトで日本ハムファイターズから期待のホープである田中瑛斗投手、東北楽天ゴールデンイーグルスからは、日米通算200勝に向けてカウントダウン状態となっている田中将大選手が加入します。
先発投手の枠はかなり限られており、西舘勇陽選手や井上温大選手らも先発の有力候補であることから、横川投手が人数的にプロテクトから漏れる可能性も極めて高く、そうなった場合はソフトバンクは狙ってくると思います。
甲斐拓也人的補償予想まとめ
- 甲斐選手が抜けたことでソフトバンクは正捕手と言われるようなキャッチャーがいないことから、タイプの似ている小林誠司を指名する可能性が高い
- 巨人はファーストにコンバートしつつある大城を含めると、甲斐、大城、小林、岸田、山瀬とキャッチャーが飽和している
- パ・リーグ経験があり、守備と走塁に期待がかかる若林、元日ハムで先発候補の横川、貴重なサウスポーの又木など20代で若くて育てがいのある選手を指名する可能性もある
以上、ホークスからFAで巨人に移籍した甲斐選手の人的補償についてまとめました。
年明け1月10日ぐらいまでには決定すると思うので、ホークスは人的補償でジャイアンツから誰を指名するのか?
ぜひ注目してみてください。