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大相撲九州場所2024ガラガラの理由はなぜ?

大相撲九州場所が開催されていますが、例年にも増してガラガラだとネット上で話題になっています。

同じ地方場所でも3月の大阪場所はエディオンアリーナ(大阪府立体育館)は満員御礼を上回る札止めの連続で大盛況だったようで、大阪のファンの熱気はすごいと八角理事長もコメントしていたほどでした。

しかし、九州場所は数年前から空席が目立っており、一部の相撲ファンからは11月も両国国技館で開催したら?とか、客入りのいい大阪場所を年に2回に増やせばいい!という声などもあります。

いったいなぜ九州場所はガラガラなのでしょうか?

大相撲九州場所ガラガラの理由はなぜ?

大相撲の九州場所がガラガラなのは今年に限ったことではなく、数年前から続いています。

理由をいくつか考えてみると・・・

1 日本人力士のスター不在、地元九州出身の幕内力士が特に少ない

かつての若貴のようなスター力士がおらず、日本人力士で横綱はいないのはもちろんのこと、大関も貴景勝しかいません。

以前から横綱、大関はモンゴル出身の力士がここ数年上位を占めています。

さらに、地元福岡県出身の幕内力士はおらず、九州全体で見ても東前頭11枚目の佐田の海(熊本県出身)、西前頭11枚目の平戸海(長崎県)の2名しかいません。

三役とか前頭上位に九州出身の力士が増えれば、もっと観客も増えるはずなのですが、九州出身の力士が極端に少ないのが九州場所の観客が少ない大きな原因の1つです。

2 福岡は大都市ながら、東京、大阪、愛知(名古屋)に比べると人口がかなり少ない

福岡は4大都市ながら、東京、大阪、愛知(名古屋)に比べると圧倒的に人口が少ないです。

東京都の人口が1404万、大阪府が883万人、愛知県が754万人に対し、福岡県は513万人。

福岡の人口が近年増えて来ているとは言え、東京、大阪、愛知に比べるとどうしても少ない割に、他の都市と遜色ない福岡国際センターという大きなキャパの会場で九州場所が実施されている為に、どうしても他の場所に比べて観客がガラガラになってしまいやすいです。

3 チケット代が他のスポーツに比べて高くなかなか見に行けない

これは九州場所に限った話ではありませんが、大相撲のチケットはプロ野球などのスポーツに比べてもチケット代が相当高いです。

安い席でも1人1万円程度はするので、年金生活の高齢者や若い世代はなかなか見に行けない金額です。

これがプロ野球なら半額以下で見れるので、高齢者や若い世代でもチケットを買いやすく、paypayドームには平日でも満員になることが多いです。

相撲を見ている世代は高齢者が多いので、なかなか相撲を生で見に行けないのはあるでしょう。

大相撲九州場所ガラガラの理由まとめ

  1. 日本人のスター力士がおらず、地元福岡県出身の幕内力士は0で九州全体でも佐田の海と平戸海の2人しか九州出身の力士がいない
  2. 福岡は4大都市で近年人口は増えて来ているもの、東京、大阪、愛知(名古屋)よりもまだまだ人口が少なく、会場の福岡国際センターのキャパは他の会場と遜色ないので、どうしてもガラガラになりやすい
  3. 相撲のファン層は高齢化が進んでいるのに、相撲のチケット代が高く、高齢者や若い世代はなかなか生で見に行けない

以上、大相撲九州場所がガラガラの理由についてまとめました。

1番大きい理由は地元福岡出身の幕内力士が1人もおらず、九州出身の幕内力士も2人しかいないのがガラガラの大きな理由でしょう。

九州出身の横綱、大関などスター力士が誕生すれば、状況は変わってくると思うので、九州出身の力士には頑張って欲しいです。