昨年の大学ラグビーではベスト4に関西から京産大と天理大が2校進出しました。
しかし、大学ラグビーというとどうしても早稲田・慶應・明治など関東の大学が昔から強いイメージがあります。
実際大阪・兵庫・京都のラグビー強豪校のメンバーの多くが20年ほど前から関西の大学よりも関東の大学に進学する生徒が多くなり、全国大学ラグビー選手権でも長らく関西の大学が全国制覇することはなかったです。
いったい、関西の大学でラグビーが強い大学はどこなのでしょうか?
関西の大学でラグビーが強いのはどこ?全国大会優勝回数も!
今関西の大学ラグビーで最も強いのが京都産業大学です。
昨年の関西大学ラグビーAリーグでも7戦全勝で、今回の国立競技場の全国大会でも決勝進出しそうなぐらい着実に力は付けて来ています。
京都産業大学が今関西ラグビー界では最も勢いがある大学と言えると思います。
次に、ここ数年はかなり低迷しているものの、伝統があって昔から安定して強かった大学はラグビー界の西の雄と呼ばれている京都の同志社大学です。
1980年代から1990年代にかけて関西大学ラグビーAリーグでは同志社が頭一つ抜けており、いわば関西ではぶっちぎりで優勝していて、全国大学選手権でも関西の大学では同志社のみベスト8、ベスト4に進出する状況でした。
関西の有望な高校生の多くが東京の大学に進学する中、同志社だけは地元関西や九州など西日本全域から有望な生徒が集まっていた印象です。
同志社でラグビーをして関東の大学を倒したい!という地元関西の高校生も多かった印象。
全国大会でも同志社大学は優勝回数が4回、準優勝2回という実績があります。
2010年代以降は同志社よりも奈良の天理大学の方が断然強くなってきており、一昨年の全国大学ラグビー選手権で優勝、2018年と2011年には準優勝しています。
以前は同志社大学のみ全国大会を勝ち上がっていたのが、近年は天理大学のみ勝ち上がるという状況が続いています。
他に、大阪の近畿大学も昔から安定して関西大学ラグビーAリーグでは上位をキープしており、全国大会の成績は芳しくないものの、関西では安定して強いイメージです。
関西の大学でラグビーが強いのはどこ?まとめ
- 京都産業大学が今1番勢いがあると言っても過言ではなく、昨年の関西大学ラグビーAリーグでは7戦全勝で今年の大学ラグビーでも決勝進出しそうな勢いがある
- 1980年代から1990年代は同志社大学が関西ではぶっちぎりの状態で全国大会でも優勝4回、準優勝2回の実績がある
- 関西の有望な高校生の多くが関東の大学に進学してラグビーをする中、同志社だけは地元関西や九州など西日本全域から有望な学生が集まっていた
- 2010年以降は天理大学が強く、2020年には全国大会初優勝、2018年と2011年に準優勝の実績がある
- 近畿大学は全国大会の成績は芳しくないものの、関西では安定した強さがある。
ということで、関西のラグビーが強い大学は京産、天理、同志社・天理・近大の4大学となりました。
特にラグビー部の現役高校生で関西ではどこの大学に進学しようか?迷っている方はぜひ参考にしてほしいです。