全国高等学校バレーボール選手権(春高バレー)の出場校や組み合わせも決まり、いよいよ2025年1月5日に開幕します。
男子の部では昨年度の春高バレーの王者で、そして夏のインターハイをも連覇した、東京の駿台学園が下馬評として評価が非常に高いです。
今年の春高バレーではいったいどこの高校が優勝するのでしょうか?
春高バレー(男子)2025優勝候補予想!
駿台学園(東京都代表)
インターハイ、国体との高校3冠を目指す駿台学園が春高バレー優勝に頭一つ抜け出していると思います。
絶対的エースアタッカーの川野琢磨選手や敷浪孝一選手を中心とした攻撃的なバレーは相手ブロックを翻弄する多彩な攻撃パターンを持っています。
守備面でもリベロやセッターの技術が非常に高く、ラリーを継続する力が他校を圧倒しています。
駿台学園はとにかく選手層が厚く、控え選手もスタメンに劣らない力を持っているため、怪我人が出てもすぐに代わりの選手が出てくるし、試合中の交代が戦術の幅を広げています。
駿台学園は全国大会での経験も豊富で、大舞台でのプレッシャーに強い点も優勝候補としての大きなポイント。
そういう意味でも、駿台学園の春高3連覇は非常に高い確率で起こると考えています。
東福岡(福岡県代表)
インターハイ準優勝と国体では常に全国上位で戦ってきている安定感があります。
強豪校が多い福岡県を個々の所勝ち上がってきている実力派本物で勝負強さもある高校です。
エースの松下昊大選手は最高到達点は駿台学園のエース川野琢磨選手と大差なく、パワフルなスパイクが武器で、春高バレーの大会通じて爆発するようなら東福岡にも優勝するチャンスはあると思います。
鎮西高校(熊本県代表)
九州地区の代表として熊本予選を圧倒的な強さで制しました。九州地区の中でも鎮西高校は伝統的に強く、全国大会の常連校として知られています。
最大の特徴は、選手の身体能力と高さを活かした攻撃力です。特にミドルブロッカーの存在感が際立ち、相手チームの攻撃をシャットアウトする能力があります。
さらに、監督の戦術も柔軟で、相手校に応じた的確な試合運びが可能です。攻撃だけでなく、レシーブやディフェンスといった細かな技術面でも完成度が高く、安定感のあるプレーを見せています。
九州地区の王者としての安定した強さと身体能力、戦術的な完成度が強みもあり、優勝候補に入ってくると予想します。
春高バレー(男子)2025優勝候補予想まとめ
春高バレーで優勝しそうな高校を3校挙げてみましたが、戦力的にも実績的にも駿台学園がやはり一歩リードしているなという感じです。
東京予選でも駒澤大学高校や東亜学園高校といった強豪校を圧倒的に抑えての1位通過ですし、今年のチームの実力も本物だと言えるでしょう。
駿台学園が大会3連覇となると盛り上がりに欠けるかもしれないですが、今年も駿台学園が頭一つ抜きん出ているなという感じです。