シーズンも終盤戦となり、広島東洋カープは現在4位でクライマックスシリーズ進出できるかどうか厳しい状況にあります。
新井監督勝負の3年目でしたが、万が一CS進出を逃すようであれば今シーズン限りで退任の可能性も高く、それに伴って来シーズンに向けて選手も大幅に入れ替えて、整理することが考えられます。
そこで、広島カープの戦力外候補の選手をまとめたいと思います。
広島カープ戦力外候補予想2025一覧
松山竜平（40）
左の切り札として活躍が期待されている中、今シーズンはまさかの1軍試合出場は未だになく、昨年も打率178、1本と不甲斐ない結果に終わっています。
広島では貴重な長距離砲として打力を買われていたものの、今では末包選手がいることで松山の存在感は日に日に陰りを見せています。
おそらく本人自ら引退を決断するか、球団から引退勧告されるか、もしくはコーチ打診されるかになるでしょう。
田中広輔（36）
かつてはタナキクマルとしてカープの3連覇に大きく貢献した田中広輔選手ですが、直近2年間は出場機会も激減し、打率も1割台と限界が来ています。
ファームでは1番打者として打率3割を打っていますが、1軍で活躍してなんぼのプロ野球の世界で、次から次に若い選手が入ってくる為、36歳という年齢も考えると今シーズン限りで契約を切られてもおかしくはありません。
球団の温情でもう1年様子を見る可能性もありますが、現状厳しいように思います。
ケムナ誠（30）
150km近い速球と角度のある投球を武器にリリーフ投手として期待されてきました。制球難や不安定さが目立ち、年を追うごとに登板数が減少。特に2024年以降は若手リリーフ陣の台頭に押され、一軍での存在感を示せなくなっています。
2025年もファーム中心の起用で、防御率も安定せず、首脳陣の信頼を勝ち得ていません。
広島はリリーフの新戦力を積極的に補強しており、即戦力の若手に比べるとケムナの優先度は低いのが現実です。年齢的にも中堅層に差し掛かっているため、将来性や伸びしろを考えると支配下枠整理の対象となり、戦力外の可能性が高いと予想します。
宇草孔基（28）
俊足とパンチ力を兼ね備えた外野手として期待されてきましたが、プロ入り後は怪我や不調に苦しんでおり、特に変化球への対応に苦戦している傾向があります。
守備力にも難があることやカープの外野陣の競争も激しく、中村奨成選手、大盛穂選手や久保修選手ら若手の台頭によって出場機会が激減しているのが現状。
支配下枠の調整が迫る中で構想外となる可能性が高いと思われます。
中村健人（28）
長打力があり、将来の大砲候補として期待されていましたが、一軍ではなかなか目立った活躍ができず、出場機会も限られているのが現状。
打撃成績が伸び悩み、守備や走塁でも強みを示せていない印象があります。
社会人からプロに入っているので、まだプロ入り4年と短いですが、年齢は30歳近くになって来ており、カープの外野手陣は若手がどんどん力をつけてきており、球団としても次の世代にバトンを渡す判断をせざるを得ないかもしれません。
持丸泰輝（23）
一軍では坂倉将吾や石原貴規という強力なライバルがおり、その牙城を崩すには至っていません。打撃でも大きな成長を見せられず、守備面でも一軍正捕手クラスとの力量差が明白。
捕手というポジションは出場機会が限られるため、少ないチャンスで確実にアピールする必要がありますが、持丸はそのタイミングで結果を残せなかったことが痛手となっています
まだ23歳と若いものの、カープは若手捕手の育成も進んでいるため、チームの構想から外れる可能性が高いと思われます。
広島カープ戦力外候補予想2025まとめ
- 広島カープは新井監督3年目で結果が残せておらず、クライマックスシリーズも厳しい状況で、1軍試合出場がほとんどない選手を中心に大幅に選手の入れ替えが行われると予想。
- 1軍でまったく出番のないベテラン松山竜平選手、かつてタナキクマルとして活躍しつつも直近2年間は結果の出せていない田中広輔選手などのベテラン選手が危ない
- 1軍で登板機会のないケムナ誠選手、怪我や故障に苦しみ、1軍で出番はなく打撃の向上が見られない宇草孔基選手、プロ年数は短いながらすでに30歳に近い中村健人選手、23歳と年齢的には若いものの1軍でまったく結果の出せていない持丸泰輝選手なども今シーズン限りで戦力外になる可能性が高いと予想
以上、広島東洋カープの戦力外選手の予想についてまとめるとこのようになりました。
あくまで個人的な見解で記事を書いているので、参考程度にしてください。
あとはマツダスタジアムもガラガラでヤバイ状況だけに、スター選手を早急に作りたいところです。
