昨年パ・リーグでリーグ優勝し、開幕前のプロ野球解説者の順位予想では多くの解説者が1位を予想、連覇も十分狙えると言われていた福岡ソフトバンクホークス。
しかしながら、まさかの開幕3連敗、12年ぶりに単独最下位になるなど厳しい戦いが続いています。
いったいなぜホークスはここまで弱くなってしまったのでしょうか?
ソフトバンクホークスはなぜ弱い?2025年弱くなった理由まとめ!
ホークスが急に弱くなった理由をいくつかまとめます。
1 近藤、栗原の怪我による離脱、柳田の故障
昨年首位打者でパ・リーグMVPの近藤健介選手、昨年20発でベストナインを受賞した栗原陵矢選手が怪我で試合に出られない状況が続いており、打線が昨年のように繋がらず、得点力が大幅に減少しています。
近藤、栗原の穴を埋められるような若手選手も育っていないのが現状。
ファームのホームラン王であるリチャード選手に期待されていましたが、残念ながら結果を残すことが出来ず、打線が機能しなくなってしまっています。
それに加えて、主砲ギータこと柳田選手まで4月11日に自打球で怪我してしまったことから、今後さらに厳しい状況が続きそうです。
2 正捕手甲斐選手がFAで巨人へ移籍で正捕手不在
長年ホークスの正捕手を務めてきた甲斐選手がFAで巨人に移籍したことで、投手の良さを活かすリードが出来ず、ピッチャーが打たれまくっており、ホークスは弱くなってしまったのは間違いなくあるでしょう。
特に、ホークスは制球力よりも球威のある投手が多いだけに、ファーボールからピンチを招いて、長打を打たれて、大量失点につながっしてしまうケースも増えています。
甲斐はレギュラーになってから一度も故障離脱もしてなかったことから、谷川原捕手や海野捕手では経験不足は否めず、ホークスは弱くなってしまったのは大きいです。
3 先発投手陣の誤算、中継ぎ陣・抑えの崩壊
エース有原投手が2試合で13失点し、石川柊太投手がFAでロッテに移籍したことで、現在まともに先発で計算できるのがモイネロと上沢投手の2人しかいません。
中継ぎで機能しているのが松本裕樹投手ぐらいで、先発の調子が悪い分、中継ぎ陣が総じて登板過多になっており、開幕から1か月も経っていないのに、疲れも見えます。
抑えの守護神であるオスナ投手も今シーズンは非常に不安定で、オスナで落とした試合がすでに何試合もあります。
先発、中継ぎ、抑えすべてにおいて機能しておらず、いわば投壊している状況で、チーム防御率も最下位となっていることから2025年にホークスはこれだけ弱くなってしまっています。
ソフトバンクホークスはなぜ弱い?まとめ
- 昨年パ・リーグ首位打者&MVPの近藤健介選手の怪我による離脱、昨年20発&ベストナインの栗原選手の離脱、柳田選手も自打球により故障したこと、打線が機能していない
- 長年ホークスの正捕手だった甲斐選手が抜け、投手を活かしたリードが出来ず、制球力のあるピッチャーも少ないことから、四球からピンチを招いて自滅してしまうケースが増えている
- エース有原投手が開幕から調子が悪く、先発で計算できるのがモイネロと上沢投手の2人しかいない
- 中継ぎも松本投手以外不安定で、中継ぎ陣が総じて登板過多になっており、開幕早々疲れが見える
- 抑えのオスナも不安定でオスナで落とす試合も増えている
以上、福岡ソフトバンクホークスが2025年弱い理由についてまとめました。
近藤選手、栗原選手が復帰すれば、間違いなくチーム状態は上向くとは思うのですが、2人とも復帰までまだまだ時間がかかるみたいです。