大学野球の最高峰明治神宮野球大会が2025年11月19日まで連日開催されています。
今年の出場校は青山学院大学、明治大学、神奈川大学、立命館大学、佛教大学、名城大学、八戸学院大学、東亜大学、日本文理大学、東農大オホーツク大学の10校が参戦。
この中でいったいどこが優勝するのか?予想してみました。
大学野球明治神宮野球大会2025優勝候補予想!
青山学院大学(東都大学リーグ)
東都リーグは全国でも屈指の実力校が集まる厳しい環境ですが、そこで勝ち抜いてきた青学は神宮大会でも優勝する可能性は十分あると思います。
青学はしばらく低迷期が続いていましたが、ここ数年は一気に往年の輝きを取り戻した名門大学で、至近の3年間では毎年複数名のドラフト1位を輩出している強豪校。
なんと言っても注目になるのが、中日ドラゴンズからドラフト1位指名を受けたエースの中西聖輝投手と来年のドラフト上位候補と目される鈴木泰成投手の2枚看板。
両投手とも最速150km/hを超える速球と複数の変化球を操る右投げで、かつ制球力もあるので、投手力の高さは出場校の中でも群を抜いています。
打撃陣の中心選手は横浜DeNAから1位指名を受けた小田康一郎内野手。強打が持ち味でドラフト候補と目される3年生捕手・渡部海捕手、走攻守で活躍し春季リーグ新人賞を獲得した1年・大神浩郎外野手など今年の青学の選手層の厚さは頭一つ抜けています。
出場校でもトップクラスの総合力の高さを誇っており、順当にいけば青山学院大学が優勝する可能性は非常に高いと言えます。
明治大学(東京六大学)
2025年秋季リーグでは10戦全勝という圧倒的な成績で優勝を果たし、まさに「無敵の秋」を迎えています。
この全勝優勝は、単なる勢いではなく、守備・投手・打撃のバランスが極めて高いレベルで整っている証拠です。
明治大学の注目すべき点は守備力と投手陣の安定感です。
西武1位指名の小島大河捕手は、リード面でも打撃面でもチームの中心的存在であり、日ハム1位の大川慈英投手、ロッテ2位の毛利海大投手といった実力派が揃っています。
毛利投手は試合を支配する能力が高いですし、メジャーリーグからも注目を集めた大川投手も、スケール抜群のピッチングを見せるでしょう。
勝負どころで小島選手が力強い打棒を発揮できれば、青山学院大学を倒して大会を制する可能性もあるでしょう。
彼らは「守り勝つ」野球を体現しており、ミスの少ない堅実なプレーが光ります。短期決戦では、こうした安定感が勝敗を左右する場面が多く、明治大学の完成度の高さは大きなアドバンテージです。
立命館大学(関西学生野球連盟)
明治神宮大会10年ぶりの出場ながら、関西学生野球を制し、ダークホース的存在になると睨んでいるのが立命館大学です。
地区代表決定戦準優勝での第2代表ではありますが、堅実な野球で関西学生野球秋季リーグを10勝2敗で制覇した実力は確かです。
侍ジャパンU-18にも選出された3年生エース・有馬伽久投手と日米大学野球に代表入りした同じく3年生の芝本琳平投手の左右二枚看板はプロからの熱い視線が注がれています。
さらに秋季リーグ優勝を完投勝利で決めた4年・遠藤翔海投手や2年生ながらプロ注目の左腕・高橋大和投手など投手層の厚みはどのチームにも引けを取りません。
また、扇の要には春秋連続ベストナインに選ばれた3年生強肩捕手・西野啓也捕手が座り、投手の持ち味を存分に引き出します。
投手戦に持ち込めば投手力に優れた立命館大学が有利に試合を進められる可能性は高く、悲願の大会初優勝も十分に考えらえるでしょう。
大学野球明治神宮野球大会2025優勝候補まとめ
- 中日1位の中西聖輝投手と来年のドラフト上位候補と目される鈴木泰成投手の2枚看板とDeNAから1位指名を受けた小田康一郎内野手などタレント揃いで総合力の高い青山学院大学
- 2025年秋季リーグでは10戦全勝という圧倒的な成績で優勝を果たし、西武1位の小島大河捕手、日ハム1位の大川慈英投手、ロッテ2位の毛利海大投手といった実力派が揃う明治大学
- 関西学生野球を10勝2敗で制し、侍ジャパンU-18にも選出された3年生エース・有馬伽久投手と日米大学野球に代表入りした同じく3年生の芝本琳平投手の投手力が優れている立命館大学
以上の3校が明治神宮大会の優勝候補と予想しました。
この中で、やはり最も強いのは青学かなと個人的には思います。
対抗で有馬投手がいる立命館もかなり今年は強いのではないでしょうか?