高校生のスポーツ全国大会で毎年最後にあるのが全国高等学校バレーボール選手権大会(通称春高バレー)
春高バレーの組み合わせも発表され、東京体育館で2025年1月5日に開幕します。
女子の部では昨年は岡山県代表の就実高校が春高バレーを制しましたが、2025年はどこの高校が優勝するのか?予想してみました。
春高バレー(女子)優勝候補予想2025!
金蘭会高等学校(大阪府代表)
言わずもがな全国大会で常に上位に進出している強豪校で、特に2024年のインターハイでの優勝が記憶に新しいです。
このチームの最大の武器は、主将でエースの西村美波選手を中心とした攻撃力。
西村選手は高さとパワーを兼ね備えたスパイクを得意とし、相手チームのブロックを簡単に突破する能力を持っています。また、昨年U18日本代表に選出された馬場柚希選手が加入し、攻撃の幅がさらに広がっています。
守備面でも、リベロの田村真帆選手が正確なレシーブを武器に、チームの安定感を支えています。金蘭会は攻守のバランスが非常に優れており、特にサーブカットからの速攻展開に強みを持っています。
他に、大森咲愛選手はスパイクもブロックも強くて、コートにいるだけで存在感が半端ないです。
このように、個々の選手の高い能力とチームとしての完成度の高さが金蘭会から優勝候補に挙げたいと思います!
就実高等学校(岡山県代表)
昨年の春高バレーで優勝を果たした実績を持ち、現在もその勢いを維持しています。
特に注目すべきは、チーム全体で守備力を徹底して高めたプレースタイルです。
リベロの鈴木彩乃選手を中心としたディフェンス陣は、相手の攻撃を確実に拾い、粘り強くラリーを続ける能力に優れています。この守備力が相手のミスを誘い、チームに流れを引き寄せる大きな武器となっています。
さらに、アタッカー陣には高さとパワーを兼ね備えた藤井詩織選手がいます。彼女は速攻プレーを得意とし、ミドルブロッカーとしても大きな存在感を発揮しています。
加えて、セッターの山本菜々美選手の正確なトス回しが、攻撃陣の多彩なプレーを可能にしています。特に、サイドアタックと中央からの攻撃を組み合わせた多彩な攻撃は、相手チームにとって脅威です。
さらに、福村心優美選手がすごいです。彼女は日本代表にもなれるんじゃないかって言われてて、技術もリーダーシップもあるから、チームの頼れる存在なんです。
就実高校の強みは、個々の選手の技術の高さだけでなく、チーム全体の連携力にもあります。監督の西畑美希氏は「一人ひとりが役割を全うすること」を徹底して指導しており、その結果、隙のないプレーが実現しています。
下北沢成徳(東京都代表)
昨年のインターハイ王者であり、前回春高バレーも準優勝、就実の次に優勝が近いチームなのかと考えました。
東京予選では八王子実践高校や共栄学園高校といった全国レベルの強豪校を退けた上での優勝であり、実力の高さを裏付けています。
特に注目すべきは、攻守にバランスの取れたチーム構成です。アタッカーの攻撃力だけでなく、リベロやセッターといった守備的なポジションにも全国クラスの選手が揃い、相手チームの攻撃を的確に封じる能力があります。
さらに、同校は過去の全国大会での経験が豊富で、大舞台でのプレッシャーに強い点も大きな特徴。
特に接戦になった場面での粘り強さや冷静さは他校を一歩リードしています。
こうした点から、下北沢成徳高校は優勝候補として非常に有力だと考えられます。
春高バレー(女子)優勝候補予想2025まとめ
昨年春高バレー制覇の岡山代表就実高校、14年連続出場でとにかく選手層が厚い大阪代表金蘭会高校、八王子実践高校や共栄学園高校といった全国レベルの強豪校に勝って東京予選を勝ち抜いて勢いのある下北沢成徳高校の3校が優勝候補
この中では今年は金蘭会高校が優勝最有力候補と私は予想しました。
何より選手層がとにかく他チームを圧倒しているので、6年ぶりの優勝の可能性が高いんじゃないかと思ったからです。
前回ストレート負けをした就実高校に勝ってリベンジを果たしてほしいと思います。