巨人が2025年5月27日(火)28日と2日間北陸シリーズと題して、富山県と石川県金沢市で主催試合を行います。
対戦相手は広島カープです。
昨年も巨人は富山と福井で北陸シリーズを行っており、遠征先の福井県のホテルでのおもてなしが翌朝の情報番組やスポーツ新聞でも取り上げられるなど話題になっていました。
そんな読売ジャイアンツですが、いったいなぜ今年も富山と金沢で主催試合を行うのでしょうか?
巨人が富山と金沢で主催試合を行う理由はなぜ?
巨人が富山や金沢、福井など北陸に毎年のように主催試合を行うのは、読売ジャイアンツの初代オーナーである正力松太郎さんの出身地が富山県だからだそう。
北陸シリーズと言っても石川や福井は交互に試合が組まれることが多いですが、正力さんの出身地である富山県での主催試合の数が圧倒的に多いです。
それから北陸地方はテレビのチャンネル数自体も多くなく、ゴールデンの時間帯にテレビ中継されるのは巨人戦しかほとんどなかったので、昔から巨人ファンが圧倒的に多い地域だそうです。
距離的には北陸からだと関西(大阪)や名古屋の方が近いので、一見阪神ファンや中日ファンが多そうですが、実際は今でも巨人ファンが1番多いのだとか。
他に、親会社である読売新聞の北陸地区の販促(新たな顧客の獲得や既存の購読者に向けたサービス)も兼ねて北陸でも主催試合を行っているのはあるでしょう。
ネット社会と言えでも、高齢化社会でもあり、まだまだ新聞の影響は強く、北陸で試合をやるやらないで北陸地区の読売新聞の売り上げもかなり変わってくるのだとか。
ジャイアンツは現在北陸と東北、さらに大阪でも主催試合を行っていますが、京セラドームでも毎年2試合主催試合を行っているのは、読売新聞が大阪にも本社があることや関西地区の読売新聞の販促も兼ねているようです。
巨人が富山と金沢で主催試合を行う理由まとめ
- 読売ジャイアンツ初代オーナー正力松太郎さんの出身地が富山県で昔から北陸で主催試合を行っている
- 北陸は距離的には大阪や名古屋の方が近いが、地上波で中継されるのは巨人戦がほとんどだったので、阪神ファンや中日ファンより圧倒的に巨人ファンが多い
- 読売新聞の北陸地区の販促キャンペーンも兼ねている
以上、読売ジャイアンツが富山や金沢、福井など北陸で毎年主催試合を行う理由についてまとめました。
ぜひ参考にしてください。