阪神タイガースが2025年も5月27日(火)に岡山県倉敷市にある倉敷マスカットスタジアムで横浜DeNAベイスターズと主催試合を行います。
タイガースはかつて岡山のみならず、毎年地方で主催試合を行っていましたが、現在は地方試合を実施しているのは倉敷マスカットスタジアムの1試合のみ。
いったいなぜ阪神タイガースは岡山で主催試合を行うのでしょうか?
阪神タイガースが岡山(倉敷)で主催試合を行う理由はなぜ?
ネット上には2003年に阪神タイガースを18年ぶりにリーグ優勝させた星野仙一監督の出身地だから倉敷で今でも主催試合を行うとありますが、間違いとまでは言わないけど、厳密に言うと違います。
というのも、星野さんが監督になる前から、もっと言うと倉敷マスカットスタジアムが出来るずっと前から阪神は岡山で毎年主催試合を行っていました。
岡山は兵庫県が隣接していることもあり、場所によってはサンテレビが入る地域も存在するぐらいなので、昔から阪神ファンが多いです。
同じ中国地方の広島カープを応援する人よりも阪神タイガースを応援する人の方が昔から多いみたいで、岡山出身の星野仙一監督も子供の頃から阪神ファンだったことは有名ですよね。
そういう意味で、阪神にとっても興行的においしいから岡山で主催試合を毎年実施していると思われます。
倉敷マスカットスタジアムは地方球場の中でもトップクラスの球場で、3万人以上収容できるし、まず満杯になるので、グッズ収入も見込めます。
さらに、地元の山陽新聞などのスポンサー収入や岡山のテレビ局がゴールデンで中継するので放映権も入るので、タイガースにとっても岡山県にとっても好都合。
さらに、星野監督や第一次岡田監督時代に秋季キャンプを倉敷で実施していて岡山県と関わりが深いことや、京セラドーム大阪が出来る前まで、夏の高校野球で甲子園が使えない時、岡山で長年主催試合をしていたこともあり、その影響もあって阪神は未だに岡山で主催試合を行っているようです。
阪神が岡山(倉敷)で主催試合を行う理由まとめ
- 岡山は兵庫県に隣接していることから昔から阪神ファンが圧倒的に多く、倉敷マスカットスタジアムは満杯になり、スポンサーも付くので興行的においしい
- 星野仙一監督の出身地だからという回答があるが、厳密に言うとそれは間違いで、阪神は京セラドームが出来る前まで長年岡山で主催試合を行っていた
- 倉敷でかつて秋季キャンプを実施していたこともあり、昔から岡山と阪神は縁が深い
以上、阪神タイガースが岡山で主催試合を行う理由についてまとめました。
岡山在住の阪神ファンも毎年この倉敷マスカットスタジアムでの公式戦を楽しみにしているようなので、今後もずっと続けていってほしいと思います。