昨年パ・リーグ5位と低迷していたオリックスバファローズ。
今シーズンもオープン戦は12球団で最下位、正捕手森友哉選手が怪我により離脱、3連覇の名将中嶋監督が退任したこともあり、開幕前はあまり期待されていない状況でした。
しかしながら、開幕してからオリックスは一転奮起し、4月後半でシーズン序盤ではあるものの、パ・リーグで首位を独走しています。
いったいなぜ2025年オリックスがここまで強いのでしょうか?
オリックスバファローズはなぜ強い?2025年強くなった理由まとめ!
オリックスが強い理由はズバリ以下の点だと思います。
1 打撃陣が絶好調
投高打低と言われている状況の中、オリックスは今シーズン、スタメンレギュラーメンバー9人のうち2025年4月20日の時点で3割打者が7名もいます。
カープからFA移籍した1年目は打率258と低迷していた西川龍馬選手もパ・リーグの投手に慣れてきたのか、今年は3割を軽く超える打率を残せており、出塁率も非常に高いです。
また活躍が未知数だった新外国人ディアス選手もホームランこそまだ出ていないものの、打率352と驚異的な打率を残しています。
西川龍馬、太田、杉本、頓宮、ディアス、中川、紅林の7人で1番から7番まで3割を打っており、打線が絶好調です。
長打力においても、主砲である森友哉選手が怪我で離脱しているものの、4番に入ったラオウこと杉本選手が持ち前の長打力でホームランを量産。
さらに昨年絶不調だった頓宮選手も5番に入り、ホームランを量産。
ラオウ、頓宮の2人でホームランを量産させ、さらに最後のPL戦士である6番中川選手も勝負強い打撃でランナーを返し、大量得点につながっている状況。
とにかくオリックス打線はめちゃくちゃ今シーズン調子がいいので、チームに勢いがあり、勝ちまくっています。
2 先発投手陣の3本柱の安定と絶対的守護神の安定した活躍
昨年エース山本由伸投手がFAでドジャースに移籍、2桁勝利を安定して達成していた山崎福也投手も日ハムにFAで移籍するなど先発投手陣に不安がありました。
しかし、今年はカープからFAで移籍して来た九里投手が防御率1点台の活躍で3連勝、エース宮城投手も防御率1点台の活躍で2勝、さらにベネズエラ出身の外国人エスピノーザ投手も開幕から非常に調子がいいです。
九里、宮城、エスピノーザの先発3本柱がしっかりとしており、守護神マチャド投手も昨年から見違えるほど安定した投球で防御率1点台の活躍で非常に調子がいいです。
このようにピッチャーも先発、抑えがしっかりと機能しているので、今年のオリックスは強いんだと思います。
3 岸田監督に代わって思い切ったプレーが出来るようになった
岸田監督に代わったことで、ミスを恐れず選手たちがいい意味で思い切ったプレーが出来ていると思います。
オリックスは年齢が1つ、2つ違いならタメ口で話すほどチーメイト同士の仲が良く、他球団からビックリされるほどらしいのですが、年齢が近い岸田監督に代わったことで、さらにいい空気になっているように感じました。
雰囲気の悪いチームだとミスがあるとその選手を戦犯扱いしたりもあるんですが、オリックスはみんなでミスをカバーしているような雰囲気の良さは、試合を見ていてすごく感じます。
オリックスバファローズ2025年強くなった理由まとめ
- 1番から7番まで3割バッターがズラリと並び、4番ラオウ、5番頓宮がホームランを量産させており、打線がとにかく絶好調
- 宮城、九里、エスピノーザの先発3本柱と守護神マチャドも絶好調で投打のバランスがしっかりとしている
- 年齢の近い岸田監督が就任したことで、いい意味で思い切ったプレーが出来るようになり、よりチームの雰囲気が良くなった
以上、オリックスバファローズが2025年強くなった理由についてまとめました。
元々強い球団なのは間違いないんですが、昨年はさすがに3連覇して油断もあったことから5位に落ちただけのような気がします。
2年ぶりのV奪回に向けて、このままオリックスには突き進んでほしいです。