FA宣言していた広島東洋カープの九里亜蓮投手ですが、オリックスバファローズに電撃入団が決定しました。
九里投手と言えばメジャーリーグ移籍が第一希望で、メジャーに行かないならカープに残留するものだと多くのファンは思っていたと思います。
いったいなぜオリックスに移籍することになったのでしょうか?
九里亜蓮オリックス移籍の理由はなぜ?メジャー断念の理由も!
九里投手は、海外FA権を行使したものの、何が何でもメジャーに行きたいという訳ではなく、国内も含めて考えたいというコメントを実は残していました。
実際、多くの選手がFAの際につける代理人をつけていなかったようですしね。
メジャーからのオファーを待っていたものの、12月10日までにマイナーリーグからのオファーはあったかもしれないですが、MLBからのオファーはなかったのではないでしょうか?
同じ時期にポスティングでメジャーリーグ移籍を目指している阪神タイガースの青柳投手も同じくMLBからのオファーは未だないようですし、その可能性が高いと思います。
あと、意外と知られていないところなんですが、広島カープは基本的にFA残留を認めておらず、カープからFA宣言した選手は全員国内の他球団に移籍しています。
例)
- 川口和久 →巨人
- 江藤智 →巨人
- 金本知憲 →阪神
- 新井貴浩 →阪神
- 大竹寛 →巨人
- 木村昇吾 →西武
- 丸佳浩 →巨人
- 西川龍馬→オリックス
今回九里投手がカープに残留しなかったのはそういった背景もあるでしょう。
オリックスに今回電撃で入団することになったのは、オリックスはソフトバンクからFAで千葉ロッテに結果的に移籍した石川柊太選手の獲得に失敗したことが1点。
続いて、昨年山本由伸投手や山崎福也投手がFAで抜けたこと、ポスト山本由伸として期待されていた山下舜平大投手など若手投手がまだ育っていないことから、先発投手が足りず、1年間ローテーション投手の補強が不可欠だったことが挙げられます。
九里投手のFAの動向にいち早く注目し、1番最初に声を掛けて誠意を見せたことでオリックス入団につながったと思います。
ちなみに、オリックスは巨人やソフトバンクに次ぐ金満球団とも言われており、広島カープよりも年俸などの条件面はかなりいいと思います。
そういう意味でもオリックス以外の他球団からのオファーを待ったところで、オリックスよりも好条件のオファーはそうないので、メジャーからのオファーがないのであれば、オリックスへとすんなり決まった可能性が高いです。
九里亜蓮オリックス移籍の理由まとめ
- 何が何でもメジャーでという気持ちはなく、最初から国内球団も視野に入れていた
- 12月10日まで待ったものの、メジャーからのオファーはなかった
- 広島カープは基本的にFA残留を認めていない
- いち早くオリックスは九里投手のFAの動向に目を付けており、1番最初に声を掛けて誠意を見せた
以上、広島カープの九里投手がオリックスに入団した理由について考えてみまあのした。
セ・リーグの他球団からのオファーならそうすんなりは決まっていなかったかなと。
オリックスには昨年同じくFA宣言でカープから移籍した西川龍馬選手もいることから、九里投手も入っていきやすいのではないかと思います。