大相撲夏場所が5月11日(日)から今年も開催されていますが、まだ5月にも関わらず夏場所ということについて疑問に思う人も多いのではないでしょうか?
特に、最近の5月は朝と夜はまだ肌寒いですし、半袖で過ごしている人はほとんどいないことから夏場所は7月の名古屋場所なんじゃないの?と思う人も多いことでしょう。
いったいなぜ大相撲5月場所は夏場所なのでしょうか?
大相撲5月場所が夏場所の理由はなぜ?
現在の気候では7月、8月が最も暑く、名古屋場所が実際6場所の中で最も暑いことから、5月場所を夏場所と呼ぶ方がいいんじゃないか?と言う意見は相撲協会の間でもあるそうです。
では、なぜ未だに大相撲5月場所を夏場所と言うのか?と言うと、どうやら旧暦から来ているようですね。
旧暦では1月から3月が春、4月から6月が夏、7月から9月が秋、10月から12月が冬となっています。
今と3か月ずつズレているような気がしますが、旧暦では5月5日を立夏としており、この日から夏になるとされるので、立夏の後に開催される大相撲5月場所は夏場所と呼ばれるようになったみたいです。
ちなみに昭和33年(1958年)から現在の6場所制になったようで、1月が初場所、3月が春場所(大阪場所)、5月が夏場所、7月が名古屋場所、9月が秋場所、11月が九州場所と呼ばれるようになったのだとか。
大相撲5月場所が夏場所の理由まとめ
- 大相撲5月場所を夏場所というのは旧暦から来ており、旧暦では4月から6月が夏である
- 5月5日が立夏とされ、夏が始まる日とされているので、立夏の後に開催される5月場所は夏場所と呼ばれるようになった
- 現在の気候では7月、8月がもっとも暑く、7月の名古屋場所を夏場所と呼んだ方がいいという意見も相撲協会の間でもあるが、伝統あるスポーツなので変えない
以上、大相撲5月場所を夏場所と言う理由についてまとめました。