3年前の夏の甲子園では準優勝を達成し、山口県では強豪校として近年全国的にも有名になりつつある下関国際高校。
今年の山口大会でもベスト4を達成し、このまま甲子園出場を決めそうな勢いがあります。
そんな下関国際ですが、昨夏の甲子園で全国制覇した京都国際高校が元々韓国学校で在日韓国・朝鮮人向けの高等学校であったことから、下関国際高校も韓国系なんじゃないの?とネット上で噂になっています。
本当のところどうなのでしょうか?
下関国際高校は韓国系で朝鮮学校はデマ?噂を検証!
結論から言うと、下関国際高校は昔から韓国系の学校ではなく、朝鮮学校でもありません。
元々は電子系の高校で、韓国と何の関係もないみたいですね。
では、なぜこんな噂が広まっているか?と言うと、以下の理由が挙げられます。
- 京都国際高校と姉妹校だと思われているから
- ユニフォームが韓国の国旗を連想させるようなデザインだから
- 下関国際高校にはハングルコースがあったから
- 下関が昔から在日コリアンが多い地域で、コリアンタウンがあるから
冒頭でも紹介したように、名前から下関国際高校と京都国際高校と姉妹校だと思われている方が多いのですが、たまたま名前が似ているだけで何の関係もないそう。
続いて、ユニフォームの件ですが、韓国の国旗というよりも、ヤクルトや日ハムの昔のユニフォームに近いデザインになっています。
下関国際高校のユニフォームを生で見れてよかった!#高校野球 pic.twitter.com/PSzrj9G3DL
— タッケー (@sunniko3110) October 7, 2022
それから下関国際高校には1998年から2020年までハングル会話コースがあり、在日コリアンの生徒や帰化しているものの元々韓国にルーツがあった生徒も在籍していたようです。
だからと言って、韓国系の学校ではありません。
最後に下関は韓国からも近いことから、多くの在日コリアンが現在も居住し、リトル釜山と呼ばれるコリアンタウンも下関駅からほど近いところにあることも噂になっている理由の1つのようです。
下関には山口朝鮮初中級学校があり、下関国際とは無関係にようです。
下関国際高校まとめ
- 元々電子系の学校で韓国系の学校ではなく、朝鮮学校でもない
- 京都国際高校と下関国際高校の間で姉妹関係はない
- ハングルコースが数年前まであり、在日コリアンや帰化しているものの韓国にルーツがある生徒も在籍していた
以上、下関国際高校について調べてみました。
このように韓国系ではないので、誤解しないようお願い致します。