広陵高校の集団暴行事件が世間をかなり賑わせています。
簡単に暴行事件について書くと、大阪出身の当時1年生の部員が禁止されているカップラーメンを部室で食べただけで2年生の先輩10人以上から囲まれて、殴る蹴るの集団暴行を受け、このままだと殺されると寮を脱走し、退学した事件。
この事件自体は今年1月に発覚したそうで、3月5日に高野連に報告したそうなのですが、被害者の男子生徒はその時すでに広陵高校を退学し、地元大阪に帰って大阪の高校に転入したこともあり、広陵高校は高野連から厳重注意と1か月の対外試合停止処分が行われたそうなのですが、夏の甲子園大会直前に事件が明るみに出て、広陵は出場辞退すべきと批判が殺到。
しかしながら、広陵高校は甲子園出場を辞退せず、加害者と噂されている複数のメンバーも普通に試合に出場。
1回戦は難なく勝利したものの、対戦相手の旭川志峯高校の数名のメンバーから試合終了後に握手拒否される等かなり問題になっています。
普通こういった事件が発覚する等、最悪の場合、野球部は廃部もしくは休部、監督は辞任すると思うのですが、広陵高校の中井哲之監督は辞任しないのでしょうか?
中井哲之監督は辞任しない?息子についても!
広陵高校からは今のところ辞任の発表はまったくもってありません。
中井監督は集団暴行事件が発覚した際、被害者の生徒に対し、高野連に報告するんか?2年生の対外試合なくなってもいいんか?と自分のことしか考えていないような発言をし、お前は優等生じゃないと言い放ったのだとか。
中井監督は以下のようなコメントを出しています。
反省すべきことを反省してきてこの大会を迎えていますので、目の前の試合を全力でプレーすることだけです。
学校が発表した通りなので、今を頑張るしかないと思う。応援してくださる方がたくさんいらっしゃると思うので、その中で生徒の頑張る力を信じたいと思います。
1回戦を突破した際には、
「いろんなことでご心配をおかけした。感謝しかない」とコメント。
大会期間中ということもあり、自身の進退については一切触れていないですが、今回あまりにも大きな事態に発展しており、監督自身の無責任な対応はもちろん、新たな被害者も出て来ているので、広陵高校が甲子園で負けると同時に中井監督は辞任する可能性が高いと思います。
また、次期監督の最有力候補とされていた中井監督の息子で広陵OBで現在野球部の部長の中井惇一氏もさすがに辞めざるを得ないでしょう。
Xで中井監督は辞任するべきか否かアンケートを取っている方がおられましたが、100名以上の方がアンケートに答え、以下のような結果が出ていました。
- 辞任するべき 89.7%
- 辞任しなくていい2.8%
- どちらでもない7.5%
9割近い人が中井監督の辞任を望んでおり、これで中井監督が続投するとなると、世間は黙っていないことから、さすがに辞めると思います。
中井哲之監督辞任まとめ
- 広陵高校の集団暴行事件が夏の甲子園大会直前に発覚するも、夏の甲子園出場辞退をせず、加害者も普通に試合に出場しており、中井監督も辞任しないことに批判が殺到
- 事件がここまで明るみに出なければ、そのまま中井監督は辞任することなく続けていたと思われるが、さすがにあまりにも大きな問題になっているだけに、広陵高校が夏の甲子園で敗退した瞬間に中井監督は辞任せざるを得ない
- 世論では9割近い人が中井監督は辞任すべきと回答
- 中井監督の息子で次期監督候補と言われている中井惇一野球部部長も引責辞任する
以上、広陵高校野球部の中井監督の進退についてまとめました。
今回の事件が発覚したのは氷山の一角でこれからどんどんそういうことが出てきそうなので、そういいう意味でも辞任は避けられないでしょう。